東レ、イオン伝導度10倍『次世代電池用イオン伝導ポリマー膜』発明
東レは、イオン伝導度を従来開発品比10倍に向上した次世代電池用イオン伝導ポリマー膜の製造に成功しました。
ホッピングサイト構造の改良とサイト数を増強した新規ポリマー設計により、ホッピング伝導型のポリマー膜としては最高レベルとなる、10-4S/cm台のイオン伝導度を実現しています。
ポリマー膜は金属リチウム表面の保護膜として、上記課題の解消に有効に機能することを確認しており、金属リチウムを負極に用いた電池の寿命向上に期待できます。
本ポリマー膜をリチウム空気電池のセパレータとして使用することで、ポリマー膜を用いた2液系リチウム空気電池としては初めて、100回の充放電サイクル作動を確認しました。
引用元
https://www.toray.co.jp/news/article.html?contentId=wqpdi9uk